K-1GP 第二試合
「お待たせいたしました
青コーナー!!シン・アスカ~~~~!!!」
ウフフフアハハハハ
響き渡る笑い声
「そしてやっぱり画面に向かってぶつぶつ言いながら登場です!!」
「マユ・・・お前のためにチャンピオンになるから・・・」
「キモチャンピオンの兄なんて願い下げです!!
そして先ほど強烈な登場をしてすでにイエローを食らっているアスラン選手が赤コーナーから登場!!」
「さっき、人形を返してくれってキラレフェリーに土下座して蹴倒されてましたよ。」
「優勝候補ね。強敵よ。」
「では、試合開始!!」
カーン!!
「シン。君は朝ごはんはなんだ?」
「はぁ!?」
「??一体なんでしょう。アスラン選手がまず動きましたが・・・」
「俺は朝起きたらまずコップ一杯カガリの入った風呂の残り湯だ!!」
!!!!
「おおっと!!これは強烈な先制パンチ!!シン選手絶句です!!一体どう立ち向かうのかぁ~~~!?」
「お・・・俺はマユの声を音声加工して目覚まし、インターフォン、留守電、あらゆるものを改造しました!!」
「フン。それくらいなんだ。俺はカガリロボまで作ったんだぞ!!」
じゃーん!!とばかりに登場するカガリロボ。
「これは!!ピンクのC-3POみたいです!!一体どこがカガリさんなんでしょうか!?」
「とりあえず髪が金髪ですねぇ。」
「3サイズは合ってそうね。流石だわ。」
「こ・・・こういう指輪の渡し方ってないんじゃないか!?」
とカガリの声でウィ~ンと口をパクパクさせている
「た・・確かにこれはカガリさんの声です。どこかで盗聴していたのか録音していたのか!?審査員席のカガリさんは突っ伏しています。」
「心なしか震えているようね。」
「僕はそれよりレフェリーのキラさんの目が光ってて怖いです。」
「ふふふ。もっとすごいものがあるよ。見せてあげる。」
そう言ってアスランはなにかスイッチを押した。すると
カガリロボの胸からカニが。
「どうだい?カニ内蔵仕様だ。完璧だ・・・」
アスランが言いかけているとき、顔面に机が命中。見るとカガリが真っ赤な顔で立っていた。
「このバカ!!変態!!最悪!!帰れよ!!」
カガリはそのまま走っていってしまった。そして
ドガシャア!!
という凄い音をさせてキラがカガリロボをフリーダムで踏み潰していた
「ああああ~~俺のカガリがぁぁぁぁぁ!!」
泣き崩れるアスラン。呆然のシン
そして審査員席
「もうこれは勝負になんないんじゃないかな?ラミアス委員長。」
「そうね。確かに。」
「と、いうわけで。アスラン選手の圧倒的勝利で~~~す!!二回戦進出はアスラン・ザラでした!!!」
アスランがどんどん変態になっていくよう・・・