アスラン男への道1
IN ミネルヴァ・・・
明日18日はカガリの誕生日だ・・・(キラはどうした)
何をプレゼントしよう。この間はかっこ悪いところ見せちゃったからな・・・
どうしよう・・・
アスランがハツカネズミになること数十分・・・
「そうだ!!
俺をプレゼントしよう!!!」
そう言って立ち上がるとそのまま部屋を飛び出していった。
「あれぇ?アスランさん?どこ行くんですか?」
廊下でルナマリアが聞いてくるがそんなのは無視だ。早く行かなくては。時間がない。
「アスランさんってば!!」
「あ?どこ行くって・・・
エステだ。」
「エステぇぇぇぇぇ!?」
「ああ、早くしないと、最近運動不足で筋肉も落ちてきたし・・・そうだ。エステの前にジムにいって鍛えておくか。カガリは筋肉が好きだからな~。きっと俺の肉体美にメロメロになるぞ~vvvv」
「(何言ってんのこの人・・・)でもセイバーもないのにどうやって外に行くんですか?」
「ふん・・・俺とカガリの間に障害なんてない!!」
「まてぇ~~~俺のインパルス返せ~~~!!!」
ちょっと借りるぞシン。これもカガリとの愛のためだ。我慢しろ、部下。それにしてもこの白青赤のだっさいフランスカラー。耐えられんな。そう言えばあのシスコン大魔王もこの色だったな。この色に乗る奴はろくな奴はいないな。やっぱり俺の赤が最高だ。(そう言うお前のは中国だろ)
そしてアスランはジムに着いた――――
当然ベンチプレスは48Kgに設定(カガリの体重)
「フンッフンッ!!よしこの要領だ~。カガリのお姫様抱っこの練習にぴったりだな、このベンチプレスは。フンフンッ!!しかしこれがカガリだったらなぁ~もっと柔らかくて~温かくて~いい匂いなのに~ああ~カガリ~~~~!!!スリスリ」
「あの~お客様~それは持ち上げるもので抱きつくものでは―――」
うるさいな!折角いい気分だったのに!!仕方ないからランニングするか。体力もなくては困るからな~いろいろとvvv
ああ~隣にカガリがいたらなぁ~~
「アハハハ・・・待てよ~カガリ~~」
「遅いぞアスラ~ン」
「つ~かまえたッ!!あれ?」
そこにいたのはどうみてもゴッツでマッスな兄さん。
慌てて逃げた。
その足でエステへと。
「いらっしゃいませ。」
なぜか定員がみんな仮面なのが気味悪いけど。
「どちらのコースに致しますか?」
「全身脱毛コースで。」
「左様でございますか。フェイシャルトリートメントはいかがします?」
「よし。頼む。」
「ではこちらへ。」
「痛って~~~!!!」
「我慢してください。もう少しで全身抜き終わりますから。」
「いててててて」
い、痛い!!でもカガリのためだ!!カガリの柔肌に傷をつけるわけにはいかない!!我慢だ!!アスラン・ザラ!!!
そしてたっぷりミネラルパックで全身つるつるぴかぴかになった俺。
「ありがとうございました~。」
店員の声を背に歩きながら俺はこれから起こるであろうことを想像していた・・・
「ア・・・アスラン!?」
「やぁカガリ。誕生日おめでとう。どうしたの?」
「なんか・・・アスランがいつもより眩しく見える・・・」
「それは愛のせいだよ。」
な~んちゃってな~んちゃってもうvvvカガリったらvvv
「ママ~あの人電柱にしがみついてるよ~。お犬さんなの?」
「しっ!!見ちゃだめよ!!」
ふっ・・・つい・・・俺としたことが・・・
これで体は万全だ。しかし・・・
困ったのは
一体どうしたらいいのかわからないということだ。
これはあいつの力を借りるしかないな―-―
アスラン男への道2に続く・・・
カガリ誕生祭というわけで私からカガリにアスランをプレゼント☆
こんなアスランいらんって感じですが。ちょっぴり大人風味?(ただ下品なだけ)をお送りしました。明日はなんと待ち望んだ方達の登場です。
しかしこれ3部作の予定なんですが。間に合うかどうか・・・